UPが遅くなってしまいましたが、
9/7(土)北海道最高峰:大雪山(たいせつざん)の主峰『旭岳(あさひだけ)2291m』に登ってきました!
こちらは姿見から望む旭岳(ネットより抜粋)
今回は旭岳の麓の旭岳温泉に前泊し、
ロープウェイを使って旭岳駅から姿見駅へ。
姿見駅は標高1600mで、すでに登山のスタート地点から 森林限界を超えてます。
旭岳はロープウェイを使うと往復4時間程度のお手軽な登山なので
夏山なら初心者でも大丈夫な山です。
ただし、天候の変化に対応できる装備はもちろん必要ですよ。
ということでせっかく北海道まで来て旭岳だけではもったいないので、
今回のルートは
ロープウェイ姿見駅→旭岳2291m→間宮岳2185m→中岳2113m→北鎮岳(ほくちんだけ)2244m(北海道第2位の高峰)を 往復する縦走ルートとしました。
通常の登山者で上り4時間50分、下り4時間10分、昼休憩を入れて10時間程度のロングコース。
まずはロープウェイで姿見駅まで到着!
さあ、いよいよ登山しゅっぱーつ!!(6:50発)
が、しかし、あいにくこの日の天気は曇り。
終始雲の中を登る感じ。
せっかくの大雪山の景色はほとんど見えません(T_T)
なので1人だったこともあり、 最初からハイペースで登って行きます。
こちらが姿見駅近くの姿見ノ池
道中、ゴォー!!という音を立てて噴煙が何ヶ所も上がってます。
大雪山が活火山なのだということを否が応もなく感じさせられます。
登山道脇で噴煙をあげる姿
7合目から8合目へ向かう途中の風景
天気が良ければすごく雄大なんだろうなと思わせてくれます。
8合目から2000mを超え、寒くなってきます。
手は手袋をしても冷たい。
寒さにめげず、一気に旭岳山頂へ。
上りは通常140分のところ90分で制覇\(^o^)/
旭岳山頂にて①
まずは北海道最高峰を制覇し、いつもなら上機嫌になるところですが、
寒い!!とにかく寒い!!
まだ9月上旬というのに山頂は手が痛い!(>_<)
やっぱり北海道最高峰なめちゃいけません!
天気は①の写真の通り、どんどん酷くなるばかり。
濃い霧(雲かな?)で景色は全く拝めません(T_T)
という訳で今回の登山は黙々とゴールを目指します。
旭岳を下って間宮岳に向かう途中の雪渓
間宮岳(2185m)山頂にて
間宮岳山頂付近はなだらかですが、
吹きっさらしで風がスゴイ!
間宮岳山頂付近の景色
風速10~20mの風が常時吹いてて飛ばされそうになります。
そして、寒い!!とにかく寒い!!
中岳に向かう途中の御鉢平(おはちだいら)は有毒ガスが出ていて立ち入り禁止。
夏から秋にかけてヒグマが採食してることもあるそうです。
かなり雄大な景色なのは分かるんですが、
あいにくの天気で この写真で勘弁して下さい(悲)
御鉢平を望む
御鉢平の傾斜。秋には紅葉が美しいそうです
御鉢平の景色を少しだけ味わい、先へ。
中岳に到着!
中岳山頂にて
御鉢平までをゴールにする人が多いらしく、
もう周りに人は誰もいません!
一人で北鎮岳を目指します。
中岳から北鎮岳への道中、北鎮岳山頂を望む
途中風が強く、周りにはこんな奇岩もちらほら。
風の強いエアーズロックでも風に浸食されてこんな岩があったような
寒さに耐えながら北鎮岳山頂に到着!!
登山口から上り3時間40分(通常4時間50分)での踏破。
北海道第2位の北鎮岳山頂にて
景色も全然見えないので、とにかく昼食を取り、急ぎ下山。
帰りはさらに天候が悪化、雨も強くなり、風も強く、暴風雨の状態。
体感温度はどんどん下がって行きます。
周りに登山客もいないので、遭難しないように気をつけて下山しないと。
途中すれ違ったベテランの登山客は天候不順のため、 旭岳を諦め下山してきたらしい。
今日の登山はやっぱりかなり危険なんだと感じつつ、 急いで下山。
結局、北鎮岳からの下りは3時間(通常4時間10分)。
昼休憩20分も含めて往復7時間の大雪山となりました。
天気がもっと良ければ、すばらしい雄大な景色を見られたのに・・・
まあ最悪の天気の中、無事北海道最高峰を制覇できて良しとしよう!
次はいよいよ今年最後の四国最高峰『石鎚山(いしづちさん)1982m』
2000m以下となめてかかると痛い目に遭いそうなので、
防寒対策をしっかりして10月中に登ります!
今度は天気が良くなりますように(笑)